1960年代後半まで日本でも発生がよく見られ,その後減少の一途をたどっていたトコジラミの被害が,ここ数年,ホテルなどで急増している。トコジラミ増加の原因には,流行国からの旅行者の増加,交尾した雌1個体が持ち込まれただけでも繁殖が始まる,初めて吸血された場合は痒くないので発生に気づかないことが多い,などが挙げられ,知らずに繁殖が進み,訴訟など大きな社会問題になりかねない。トコジラミの生態,被害状況,防除方法,当社でこれまで行った取組みについて報告する。
アペックス産業株式会社 元木 貢
トコジラミ防除の現状と対策.pdf